売却
売却の流れ
年内に不動産を確実に売るには?10月から始める売却計画と直接買取
「できれば年内に不動産を売却したい」
「住み替えや資産整理のため、12月までに現金化したい」
「10月から売却を始めても、まだ間に合う?」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
不動産売却は、売りに出せばすぐに現金が手に入るわけではありません。
一般的な仲介による不動産売却では、査定や売却準備、販売活動、売買契約、決済・引渡しまで含めて、3〜6か月程度かかるのがひとつの目安です。
2025年の首都圏では、レインズ登録から成約までの平均日数だけでも、中古マンション82.5日、中古戸建て100.9日、土地89.8日というデータがあります。
そのため、10月から年内の売却・現金化を目指す場合、仲介ではスケジュールに余裕があるとはいえません。
一方、不動産会社が買主となる「直接買取」であれば、一般の購入希望者を探す販売活動を省けるため、売却時期を見通しやすくなります。
この記事では、10月から年内に不動産を売却する場合のスケジュールを整理したうえで、「仲介」と「直接買取」の違い、不動産買取会社の選び方について解説します。
「少しでも高く売りたい」のか、「年内の現金化を優先したい」のか。ご自身に合った売却方法を考えるための参考にしてください。
不動産を年内に売却するなら10月は判断を急ぎたいタイミング

10月になったからといって、仲介で年内に不動産を売却できないわけではありません。
条件の良い物件であれば、短期間で購入希望者が現れるケースもあります。
ただし、「年内に売買契約を結びたい」のか、「年内に決済・現金化まで完了させたい」のかによって、必要なスケジュールは大きく変わります。
特に現金化まで年内に終えたい場合は、できるだけ早く売却方法を決めることが重要です。
仲介による不動産売却には一般的に3〜6か月程度かかる
一般的な仲介による不動産売却は、次のような流れで進みます。
1. 不動産会社へ査定を依頼する
2. 査定価格・売却方針を確認する
3. 不動産会社と媒介契約を結ぶ
4. 広告掲載などの販売活動を始める
5. 購入希望者の内覧に対応する
6. 購入申込み・価格交渉を行う
7. 売買契約を締結する
8. 買主側の住宅ローンなどの手続きを進める
9. 残代金を受け取り、物件を引き渡す
準備から決済・引渡しまでを含めると、一般的には3〜6か月程度が目安とされています。
つまり、10月に査定を始めた場合、平均的なスケジュールで考えれば、売却完了が翌年になる可能性もあります。
もちろん、3〜6か月という期間はあくまでも目安です。
物件の立地や築年数、価格設定、市場状況などによっては早期に成約することもあれば、半年以上買主が見つからないこともあります。
そのため「10月が絶対的なデッドライン」と考えるのではなく、年内の現金化を重視するなら、仲介だけで進めるか、直接買取も検討するかを判断したい時期と考えるのがよいでしょう。
売買契約が決まっても、その日に現金化できるわけではない
年内売却を考える際に注意したいのが、
「売買契約成立=現金化完了」ではない
という点です。
購入希望者が見つかり売買契約を結んだあとも、住宅ローンを利用する買主であれば金融機関の審査や融資手続きなどが必要です。
その後、残代金の決済と物件の引渡しを行い、売主は残代金を受け取ります。
「12月までに買主を見つければよい」と考えていると、実際の入金や引渡しが翌年にずれ込む可能性があります。
資産整理や住み替えなどで「年内に現金を手元に用意したい」という目的がある場合は、契約日だけでなく、決済・引渡し日から逆算することが重要です。
10月から年末までの売却スケジュールを比較
10月から売却を始めるケースをイメージすると、仲介と直接買取では次のような違いがあります。
| 時期 | 仲介による売却 | 直接買取 |
|---|---|---|
| 10月上旬 | 査定・売却方針の決定 | 査定依頼 |
| 10月中旬 | 媒介契約・販売開始 | 現地確認・買取条件の検討 |
| 10月下旬〜11月 | 広告・内覧・買主探し | 買取価格・条件の提示 |
| 11月〜12月 | 購入申込み・条件交渉 | 条件合意後、売買契約 |
| 12月 | 契約・融資手続き・決済準備 | 決済・引渡し |
| 年内完了の見通し | 買主や融資状況に左右される | 比較的スケジュールを組みやすい |
※上記はイメージです。実際の期間は物件の状況、権利関係、必要書類、売買条件などによって異なります。
年内売却では、単純な「売却価格」だけでなく、いつ契約できるのか、いつ現金化できるのかまで確認しておくことが大切です。
年内の不動産売却には「仲介」と「直接買取」の2つの方法がある

不動産を売却する代表的な方法には「仲介」と「買取」があります。
どちらが優れているというものではありません。
重要なのは、価格とスピードのどちらを優先したいかです。
少しでも高く売れる可能性を追求するなら「仲介」
仲介とは、不動産会社に購入希望者を探してもらう売却方法です。
Webサイトや不動産ポータルサイト、チラシなどを利用して広く購入希望者を募集するため、市場価格に近い価格で売却できる可能性があります。
そのため、
・少しでも高い価格で売りたい
・売却時期に余裕がある
・人気エリアや築浅など、需要が期待できる物件を所有している
といった方には仲介が向いています。
しかし、買主を探す必要があるため、「いつ売れるか」が事前には分かりにくいという特徴があります。
内覧対応や価格交渉が必要になったり、買主の住宅ローン審査などによってスケジュールが変わったりすることもあります。
「年内」という明確な期限がある場合には、この不確実性も考慮しておきましょう。
売却期限と現金化のスピードを重視するなら「直接買取」
直接買取とは、不動産会社が買主となり、所有している不動産を直接買い取る方法です。
一般の購入希望者を募集する必要がないため、仲介と比べて販売活動にかかる期間を短縮しやすいのが特徴です。
クラスコでも、直接買取を「売却期限が決まっている」「早急に現金化したい」方におすすめの方法として案内しています。
また、クラスコとの直接売買では仲介手数料が不要で、事前に買取価格が決まるため、売却後の資金計画を立てやすいというメリットもあります。
ただし、一般的な不動産買取では、不動産会社が購入後にリフォームや修繕などを行って再販するコストを考慮して価格を算出します。
そのため、仲介で市場に売り出す場合と比べると、買取価格は低くなる傾向があります。
「高く売れる可能性」を重視するなら仲介、「売却期限や現金化までの見通し」を重視するなら直接買取、と考えると選びやすいでしょう。
仲介と直接買取の違いを比較
| 比較項目 | 仲介 | 直接買取 |
|---|---|---|
| 買主 | 主に一般の購入希望者 | 不動産会社 |
| 売却価格 | 市場価格に近い価格を狙いやすい | 仲介より低くなる傾向 |
| 売却期間 | 数か月以上かかることもある | 短縮しやすい |
| 売却時期 | 買主が見つかる時期に左右される | 見通しを立てやすい |
| 仲介手数料 | 原則必要 | 直接売買なら不要 |
| 広告・販売活動 | 必要 | 原則不要 |
| 内覧対応 | 複数回必要になることがある | 一般客向けの内覧は不要 |
| 向いている人 | 価格を優先したい方 | 期限・スピードを優先したい方 |
年内売却を考えるなら、「査定額が一番高い方法」だけでなく、期限内に現金化できる可能性まで含めて比較することがポイントです。
10月から年内売却を目指すなら「価格」と「期限」の優先順位を決めよう

売却方法で迷ったときは、
「高く売ること」と「期限までに売ること」のどちらが自分にとって重要か
を整理してみましょう。
時間がかかっても高く売りたいなら仲介
売却期限に余裕があり、多少時間がかかっても売却価格を重視したいのであれば、まずは仲介を検討するのが一般的です。
特に立地や築年数などの条件が良く、購入希望者が集まりやすい物件であれば、早期成約を期待できるケースもあります。
ただし、
「12月までに必ず現金が必要」
「売れないまま翌年まで持ち越すのは困る」
という場合は、仲介だけに絞るのではなく、買取価格も併せて確認しておくと判断しやすくなります。
年内の現金化を優先したいなら直接買取
次のようなケースでは、直接買取を検討するメリットがあります。
・年内に資産整理を進めたい
・住み替え先の購入資金を確定させたい
・相続した不動産を早めに整理したい
・売却期限が決まっている
・長期間の内覧対応を避けたい
・いつ売れるのか分からない状態を避けたい
直接買取なら、買取価格と条件に合意できれば、一般の買主が現れるのを待つ必要がありません。
価格だけではなく、「時間」というコストも含めて判断することが、不動産売却では重要です。
「まず仲介、売れなければ買取」という方法もある
「できれば高く売りたい。でも期限までに売れないのも困る」
このような方には、買取保証付仲介という選択肢もあります。
クラスコでは、一定期間は仲介で売却活動を行い、その期間内に成約しなかった場合に、事前に決めた価格でクラスコが買い取る制度を用意しています。
仲介による高値売却の可能性を残しながら、最終的な売却時期と金額の見通しを持ちやすくなる方法です。
「価格も大切。でも売却期限も決まっている」という場合は、仲介・直接買取・買取保証付仲介を比較してみるとよいでしょう。
不動産買取で失敗しない会社の選び方5つ
年内の現金化を目指して不動産買取を利用する場合、査定価格だけを見て会社を選ぶのはおすすめできません。
ここでは、不動産買取会社の選び方として確認したい5つのポイントを紹介します。
1.査定価格だけでなく「最終的な手取り額」を確認する
まず確認したいのが、実際に手元に残る金額です。
高い査定価格を提示された場合でも、
・売却に必要な費用
・登記に関する費用
・住宅ローンの残債
・その他の条件
などによって、最終的な手取り額は変わります。
「いくらで売れるのか」だけでなく、「最終的にいくら手元に残るのか」を確認しましょう。
2.「査定が早い」だけでなく「いつ現金化できるか」を確認する
年内売却を目的とする場合は特に重要です。
査定結果が早く出ても、契約や決済まで時間がかかれば、希望する時期に現金化できない可能性があります。
査定を依頼するときは、
「12月までに決済まで完了できますか?」
「いつ頃、売却代金を受け取れますか?」
と具体的に確認しましょう。
年内に売りたい場合には、査定額と同時にスケジュールを提示してもらうのがおすすめです。
3.地域での不動産取引実績を確認する
不動産価格は、同じ市内でもエリアや道路状況、周辺環境などによって変わります。
そのため、所有している不動産がある地域の市場や取引事情を把握している会社を選ぶことも大切です。
クラスコは1963年創業で、石川県で長年不動産事業を行っています。
公式サイトでは年間約2,100件の売買仲介相談があることも案内しています。
石川県内の不動産を売却する場合は、地域の相場や需要を理解した会社に相談することで、より具体的な売却プランを検討しやすくなります。
4.築古物件なども相談できるか確認する
「築年数が古いから売れないのでは?」
「修繕してからでなければ買い取ってもらえないのでは?」
と不安に感じる方もいるでしょう。
不動産会社によって買取可能な物件の条件は異なります。
クラスコでは、築古物件をはじめ、大規模修繕が必要な物件や管理できていない物件、ローンが残っている物件などについても買取相談を受け付けています。
ただし、地域や土地・建物の条件によっては査定・買取に対応できないケースもあります。
自己判断で「売れない」と決めるのではなく、まず査定を依頼して確認してみることが大切です。
5.買取条件や契約内容を確認する
買取価格と同じくらい重要なのが契約条件です。
たとえば、
・引渡し時期
・残置物の処理
・建物の修繕が必要か
・境界確定が必要か
・契約不適合責任をどのように定めるか
などを事前に確認しましょう。
「高い査定価格だったから」という理由だけで決めず、価格・入金時期・契約条件をセットで比較することが失敗を防ぐポイントです。
年内の現金化を目指すならクラスコの直接買取という選択肢
石川県で年内の不動産売却・現金化を検討している方は、クラスコの直接買取も選択肢のひとつです。
クラスコでは、仲介だけでなく「買取」「買取保証付仲介」にも対応しており、売主の希望に合わせた売却方法を提案しています。
クラスコとの直接売買なら仲介手数料が不要
直接買取では、クラスコ自身が買主になります。
売主と買主を仲介する取引ではないため、クラスコとの直接売買では仲介手数料が不要です。
仲介で売却した場合の売却価格だけでなく、諸費用を差し引いたあとの手取り額も含めて比較してみましょう。
買取価格が分かれば資金計画を立てやすい
不動産売却で不安になりやすいのが、
「結局いくらで売れるのか」
「いつ売れるのか」
という2点です。
仲介の場合、売り出し価格を設定しても、その価格で必ず売却できるとは限りません。
一方、直接買取では、条件がまとまれば事前に買取価格を把握できます。
クラスコでも、直接買取について「事前に買取価格が決まり、資金計画を立てやすい」と案内しています。
年内に資産を整理したい方や、売却代金を次の住まいの購入資金に充てたい方にとっては、大きな判断材料になるでしょう。
査定依頼から契約・決済までまとめて相談できる
クラスコの買取査定は、
査定依頼
↓
担当者から連絡・物件訪問
↓
買取金額・条件の提案
↓
契約・決済
という流れで進みます。
10月以降に「年内に売りたい」と考え始めた場合でも、まずは物件の状況を確認してもらい、どのようなスケジュールが組めるのか相談することが第一歩です。
仲介か買取かを自分だけで決めてから相談する必要はありません。
「この物件は年内に売却できそうか」
「仲介と買取ならどちらが合っているのか」
という段階から相談してみるとよいでしょう。
年内の不動産売却でよくある質問
10月から仲介を始めても年内に売却できますか?
年内に売却できる可能性はあります。
ただし、物件の立地・状態・価格設定・購入希望者の状況などによって売却期間は変わるため、「10月から始めれば必ず年内に売れる」とは限りません。
一般的な仲介売却には準備から引渡しまで3〜6か月程度かかるとされているため、年内の決済まで希望する場合は、早めに査定を受け、直接買取を含めて売却方法を比較するのがおすすめです。
不動産を早く現金化したい場合はどうすればいいですか?
売却スピードを優先する場合は、不動産会社による直接買取が選択肢になります。
一般の購入希望者を募集する販売期間が必要ないため、仲介よりもスケジュールを短縮しやすい方法です。
ただし、物件によって対応可否や期間は異なるため、希望する現金化期限を伝えたうえで査定を依頼しましょう。
直接買取は仲介より安くなりますか?
一般的には、直接買取の価格は仲介で売却する場合より低くなる傾向があります。
買取会社は購入後のリフォームや再販売などにかかる費用を見込んで買取価格を算出するためです。
ただし、比較する際は売却価格だけでなく、仲介手数料などの費用、売却までの期間、内覧対応などの手間も含めて判断することが大切です。
住宅ローンが残っていても売却できますか?
住宅ローンが残っている不動産でも売却できるケースはあります。
ただし、原則として物件の引渡しまでに抵当権を抹消する必要があるため、住宅ローン残高と売却予定価格を確認する必要があります。
売却代金でローンを完済できるか分からない場合も、まずはローン残高を確認したうえで不動産会社へ相談しましょう。
年内に不動産を売ると税金上の扱いはどうなりますか?
不動産の譲渡所得は、原則として資産を引き渡した日の属する年の所得として申告します。
国税庁では、売買契約などの効力発生日を譲渡の日として申告できる場合もあるとしています。
税務上の「売却した年」の判断は、単純に入金日だけで決まるとは限りません。
節税や確定申告を目的として年内売却を考えている場合は、不動産会社だけでなく、税務署や税理士などの専門家にも確認しましょう。
まとめ|年内に不動産を売却したいなら、まずスケジュールを確認しよう
不動産を年内に売却・現金化したい場合、重要なのは**「いつ売却活動を始めるか」だけではなく、「いつ決済まで終えたいか」から逆算すること**です。
一般的な仲介による売却は、準備から引渡しまで3〜6か月程度がひとつの目安です。
そのため10月から年内の現金化を目指す場合は、売却方法を早めに判断する必要があります。
できるだけ高く売れる可能性を優先するなら「仲介」。
年内という期限や現金化までのスピードを優先するなら「直接買取」。
そして、「高く売りたいけれど期限も決めたい」という場合は「買取保証付仲介」という選択肢もあります。
大切なのは、最初からひとつの方法に決めつけず、
「仲介なら、いつ頃売れそうか」
「直接買取なら、いくらでいつ現金化できるか」を比較することです。
クラスコでは、仲介・直接買取・買取保証付仲介のそれぞれに対応し、不動産の状況や売却希望時期に合わせた売却方法を提案しています。
「年内に間に合うのか分からない」
「まずは売却価格とスケジュールだけ知りたい」
という方も、まずは無料査定で現在の不動産の価値と売却スケジュールを確認してみてはいかがでしょうか。
年内に売却できるか、まずは確認してみませんか?
「この物件は年内に売れる?」
「仲介と直接買取、どちらが自分に合っている?」
「いつ頃、いくらで現金化できそう?」
クラスコでは、物件の状況やご希望の売却時期に合わせて、仲介・直接買取・買取保証付仲介の中から適した売却方法をご提案します。
まだ売却すると決めていなくても大丈夫です。
まずは無料査定で、売却価格と年内に間に合うスケジュールを確認してみてください。
※査定・ご相談は無料です。物件の条件によって、売却までの期間や買取の可否は異なります。
参考:
- 住友不動産ステップ「不動産売却にかかる期間は?平均3〜6ヶ月の内訳とスケジュール」 ↗
- 東急リバブル「不動産売却の流れと必要な期間」 ↗
- クラスコ「不動産の売却・買取査定」 ↗
- クラスコ「物件買取・無料査定」 ↗
- 国税庁「No.3102 譲渡所得の申告期限」 ↗
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