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査定額とは?不動産一括査定サイトを利用するときに注意すべきこと~同じ不動産の査定額に差が出る理由~

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売却の流れ

2024.04.16

査定額とは?不動産一括査定サイトを利用するときに注意すべきこと~同じ不動産の査定額に差が出る理由~

2024.04.16

査定額とは?不動産一括査定サイトを利用するときに注意すべきこと~同じ不動産の査定額に差が出る理由~売買の窓口】

不動産査定額とは

不動産査定額とは、特定の不動産(家、土地、ビルなど)が市場において売却可能な価格の見積もりを指します。

この見積もりは、不動産の場所、大きさ、状態、周辺環境、市場の動向、そして類似物件の最近の売買情報など、多くの要素を考慮して算出します。

不動産査定は、物件を売却しようとする所有者が市場価値を知り、適正な売り出し価格を設定するための基準として重要です。 

査定方法にはいくつかの種類があり、主に「取引事例比較法」、「収益還元法」、「原価法」があります。

取引事例比較法は、類似の物件の最近の売買事例を基に査定する方法で、一般的な住宅の査定によく用いられます。

収益還元法は、投資物件の将来の収益を現在価値に換算して査定する方法で、賃貸物件などに適用されます。

原価法は、物件の建築コストと土地価値から価格を算出する方法で、特殊な建物の査定に使われることがあります。 

査定額は最終的な売買価格を保証するものではなく、市場状況や交渉によって実際の売却価格は変動する可能性があります。


「売れるだろう」と思われる価格

査定額は、住宅やアパートメントなどの不動産を市場に出した際、大体3ヶ月以内に売却可能と見込まれる価格を指します。

この価格は、経済の況状や社会的な動向によって変動する可能性があるため、同一の不動産であっても時期によって査定額が異なることがあります。

さらに、この査定額はあくまで売却見込み価格であるため、実際にその価格で取引される保証はありません。


「成約価格」とは違う

査定額は、市場分析や類似物件の取引価格、物件の特性を基に算出されますが、これはあくまでも推定であり、実際の市場価値や買い手の評価に基づくものではありません。

成約価格は、市場の実需と供給のバランス、買い手と売り手の交渉、および最終的な合意に影響される実際の取引価格です。

つまり、「成約価格」は不動産取引における実際の価格を示すものであり、「査定額」とは異なります。


不動産一括査定サイトの仕組み

不動産一括査定サイトの仕組みは、不動産の所有者が手軽に複数の不動産会社から査定額を一度に取得できるサービスです。

このサイトを利用することで、売りたい不動産(家、マンション、土地など)の市場価値を短時間で把握することが可能になります。

一括査定を利用したからといって、必ず不動産会社と契約しなければならないということはありません。

売主は、査定額や不動産会社の対応を見て、自由に不動産会社を選ぶことができます。


同じ不動産の査定額に差が出る理由

・マニュアルの違い

不動産査定の結果が業者間で異なることは珍しくありません。

これは、査定を行う際に参照されるガイドラインや基準が業者によって異なるためです。

具体的には、不動産の価値を算定する過程で、物件の間取り、築年数、立地、修繕が必要な箇所などの要素を数値化し、これらの情報を基に査定結果を導き出します。

この査定方法は、社内のどの営業担当者が行っても一定の結果を出せるように標準化されています。 

大多数の不動産業者は、不動産流通推進センターによって作成された査定マニュアルを使用しています。

このマニュアルは、不動産の価値を評価するための共通の基準を提供し、業界全体で一定の査定基準を持つことを目的としています。

しかし、一部の業者は自社独自の査定マニュアルを開発しており、このために同じ不動産物件であっても異なる査定額が算出されることがあります。

各業者が用いるマニュアルには独自の評価基準が設けられているため、査定結果にばらつきが生じる主な理由は、これらの基準の差異にあります。


・不動産会社によっても異なる

不動産の査定において、「取引事例比較法」と呼ばれるアプローチがよく用いられます。

これは、以前に売買された条件が似ている不動産の取引価格を基にして、査定価格を算出する方法です。

不動産を頻繁に取引している業者の場合、豊富な取引履歴からより精確な市場価値を求めることができます。

このため、経験豊富な業者は、信頼できる見積もりを提供する能力が高いとされています。


 一方で、営業力が強い業者は、市場平均を上回る価格設定でも不動産を売却する能力があるため、査定価格も高めに設定されることが一般的です。

反対に、取引実績が少なく営業力に欠ける業者では、不動産を市場価格以上で売却することが難しいため、査定価格が市場平均以下に設定される傾向があります。

このように、取引データの量と営業能力は、不動産の査定価格に大きく影響を与える重要な要素となります。


不動産一括査定サイトを利用する際の注意点

高い査定価格で選ばない

査定額が高いからといって、その不動産会社をただちに選択するのではなく、より慎重な判断を行いましょう。

高額な査定価格を提示することで注目を集め、依頼を勝ち取ろうとする不動産会社も存在しますが、それが市場価格を大きく上回っている場合、実際の売却過程で希望価格で売れる保証はありません。

市場価値よりも高い価格で物件を売り出しても、売却までの時間が長引いたり、最終的に価格を下げざるを得ない状況になる可能性が高くなります。 

不動産の売却は、査定額の高さだけでなく、その会社の市場における評判、売却戦略、サービスの質、過去の実績、サポート体制など、総合的な観点から業者を選ぶことが重要です。

また、複数の不動産会社から提示される査定額とその根拠を比較検討し、なぜその価格になるのか理由を理解することも大切です。


得意・不得意がある

不動産会社や仲介業者が持つ特性や市場での強み、専門分野が異なることを理解しましょう。

各不動産会社は、特定の地域や物件のタイプ(例えば、一戸建て、マンション、商業施設、土地など)、価格帯において、特に力を入れている場合があります。

また、売却戦略やマーケティング手法、顧客サービスにも得意とする領域があり、これらの違いが最終的な売却成果に大きく影響することがあります。 

例えば、ある不動産会社が都心部のマンション売却に強い実績を持つ一方で、別の会社は郊外の一戸建てや土地の取り扱いに豊富な経験があるかもしれません。

そのため、自分の売りたい不動産の特性にマッチした会社を選ぶことが、スムーズで満足のいく売却につながります。 


一括査定サイトを利用する際には、単に査定額の大小だけでなく、各不動産会社の得意分野や過去の実績、地域における知名度や評判などを総合的に評価し、自分の物件や希望に最も合致する業者を選択することが重要です。


営業電話がかかってくる場合がある

不動産一括査定サイトを利用する際に個人情報を提供すると、その情報が複数の不動産会社に共有されるため、それらの会社から売却の依頼や相談を目的とした営業連絡を受ける可能性があります。

その理由は、一括査定サイトがユーザーの情報を提携している不動産会社に渡すことで、それらの会社から直接連絡を受けることがサービスの一部であるためです。 

査定を依頼した後、複数の業者からの連絡は、自分に合った不動産会社を見つけるための貴重な機会を提供しますが、一方で、期待していない多数の連絡に対応することは負担に感じるかもしれません。


特に、査定の依頼をしただけで急に売却を決断していない場合や、複数の業者からの積極的なアプローチを望まない場合には、この点を懸念材料と感じることがあります。 

そのため、一括査定サイトを利用する際には、個人情報の取り扱いやプライバシーポリシーを事前に確認し、どの程度の連絡を受ける可能性があるのか理解しておくことが重要です。

また、不動産会社からの連絡を制限したい場合は、その旨をサイト運営者や直接不動産会社に伝えることで、連絡の頻度や方法を調整することが可能です。


不動産一括査定サイトの上手な利用方法

適正価格を知ることができる

一括査定サイトでは、複数の業者から査定額を提供されるため、それらの査定結果を比較することで、不動産の市場価値をより正確に、かつ幅広い視点から理解することが可能です。

不動産の適正価格を知ることで、売却予定の不動産について、過大評価や過小評価を避け、実際の市場状況に即した価格設定ができます。

また、複数の業者からの査定額を比較することにより、特定の業者が提示する価格が市場と比較して妥当かどうかの判断材料にもなります。


適正価格の把握は、不動産会社との交渉時にも有利に働き、自分の不動産の価値を正しく伝え、適切な売却価格での取引を目指すことに役立ちます。 

したがって、不動産一括査定サイトを利用する際は、単に最高額の査定を提供する業者を選ぶのではなく、提供された査定額を総合的に分析し、自身の不動産の適正価格を理解することが、賢明な売却戦略の第一歩となります。


比較することで違いが見える

複数の不動産会社から提供される査定額やサービス内容を並べてみることで、それぞれの会社間の差異が明確になり、どの会社が自分のニーズに最も合致しているかを見極めることができます。

査定額だけでなく、提供されるサービスの質、売却までのサポート体制、販売戦略、手数料や条件など、多面的な比較を行いましょう。 


また、比較を通じて、一部の業者が特定の条件下で特別なサービスを提供している場合や、より低い手数料での取引が可能な場合など、特定のメリットを発見することもあります。


まとめ

不動産一括査定サイトは、不動産の売却を検討している所有者にとって非常に有益なツールです。

これらのサイトを効果的に利用することで、複数の不動産会社から短時間で査定額を得ることができ、それらの情報を基に自身の物件の市場価値を把握し、最適な売却戦略を立てることが可能になります。

しかし、最大限の利益を得るためには、適正価格の把握、業者選択の際の慎重な比較検討、そしてサービス利用時の様々な注意点を理解することが鍵となります。

これらを踏まえることで、不動産売却の過程がよりスムーズに、そして効果的に進行するでしょう。

不動産売却で最も重要なのは、不動産会社選びです。

不動産の売買でお困りの方は、売買の窓口までお気軽にご相談ください。


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