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離婚時の不動産売却|近所に知られずに家を売る方法

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売却の流れ

2024.04.23

離婚時の不動産売却|近所に知られずに家を売る方法

2024.04.23

離婚時の不動産売却|近所に知られずに家を売る方法売買の窓口】

離婚や家庭内のトラブルなど、プライベートな問題が原因で不動産を手放す場合、その事実を近所に知られたくないと考える方は少なくありません。

本記事では、近所に気づかれずに不動産を売却する2つの方法と、その際に注意すべき点を解説します。


近所に知られず不動産を手放す2つの方法

一般媒介という方法

不動産を内緒で売却する際、不動産会社と媒介契約をする際の契約方法の一つ、一般媒介なら周囲に気づかれるリスクを大きく軽減できます。

この契約形式では、不動産流通機構(レインズ)への登録が必須ではないため、物件情報が広く公開されるリスクを避けることができます。

これにより、地域の不動産会社のみが情報を知ることになり、近所の人々に売却活動が知られる可能性が低くなります。 

一般媒介契約では、複数の不動産会社と契約が可能で、売主自身が直接買主を見つけることもできます。

ただし、不動産会社が積極的に販売活動を行う動機が低いというデメリットもあります。

売却が他の業者によって成立した場合、契約した不動産会社は報酬を得られないため、物件の魅力によっては、他の優先度の高い物件に注力することが考えられます。 


他の契約形式である専任媒介や専属専任媒介では、契約後にレインズに物件を登録する義務があります。

レインズに物件を登録すると、物件が不動産ポータルサイトに掲載され、広く公開されることになります。

したがって、内緒で売りたい場合は、これらの契約形式よりも一般媒介契約がおすすめです。

一般媒介の非明示型で契約すると、物件情報がポータルサイトに掲載されることはなく、プライバシー保護に効果的です。


不動産の買取業者に依頼

もう一つの方法は、不動産買取業者に直接買い取ってもらうことです。

この方法の最大の利点は、市場に出すことなく直接取引が完了するため、周囲に知られるリスクが極めて低いことです。

また、買取なら迅速に売却が可能であり、すぐに現金化したい場合にも適しています。


内緒で不動産を手放す際の注意点

査定価格が低くなりやすい

内緒で不動産を売却する場合、特に買取業者に依頼するとき、市場価格よりも査定価格が低くなる傾向があります。

短期間で売却を進めるため、または広告を出さずに売却する手軽さが価格に影響を与えることが一因です。

複数の業者から見積もりを取り、できる限り公平な価格で取引できる業者を選ぶことが重要です。


選ぶ不動産業者の信頼性 

内緒で売却する際は、業者の選定が非常に重要になります。

信頼できる業者を選ぶためには、その業者の評判、以前の取引実績、ローカルでの知名度などを調査し、可能な限り情報を収集することが勧められます。

信頼できる業者は、取引のプライバシーを守るための配慮をしてくれることが期待されます。


絶対にバレたくなければ買取がおすすめ

不動産の売買において、仲介売却の場合、物件の広告や公示が必要となります。

これには、インターネット上の不動産サイトや新聞の不動産欄、さらには物件の現地に販売情報の看板を設置することも含まれます。

これらの公開情報を通じて、売り出し中の物件が誰のものか、ある程度の推測が可能になることも少なくありません。 

一方で、買取方式では、不動産会社が直接買い取る形をとるため、物件情報が市場に露出することはありません。

これにより、売主のプライバシーが守られ、個人情報の漏洩リスクが格段に低減されます。


また、市場を通じて不動産を売却する場合、適切な買い手を見つけるまでに時間がかかることが一般的です。

もし、買い手が見つかったとしても、購入資金の調達や各種条件の交渉により、取引が長引くことがあり、最終的には買い手の都合により契約が成立しないリスクもあります。 

買取の場合、不動産会社が即座に現金で買い取るため、売却のスピードが大幅に向上します。

買取ならではの確実性があり、取引が不確実な要素に左右されることがなく、計画的に次のステップを進めることが可能です。

これは、資金が急に必要になった場合や、新しい住まいへの引っ越しタイミングなど、時間的制約がある状況で大きなメリットとなります。 


もう一つは、市場に物件を出す場合、通常、買い手が物件の状態を気にするため、売主は修繕や清掃などの費用と労力を要することが多くあります。

特に築年数が経過した物件や、メンテナンスが行き届いていない物件は、売却価格を上げるためにかなりの改修が必要になる場合があります。 

買取の場合は、不動産会社が「そのままの状態」で買い取ることがほとんどですので、売主は追加投資をする必要がなく、手間やコストを節約できます。

買取は、急いで売却したい場合や、追加の出費を避けたい場合にもおすすめです。


そして、仲介を通じた売却では、仲介手数料が発生します。

これは売却価格の数パーセントにも及ぶことがあり、高額な取引ではそれなりの出費となります。

買取の場合、この仲介手数料が不要なため、その分のコスト削減が可能です。


その点、買取は売主のプライバシーを守り、スピーディーで確実な取引を可能にし、状態の心配や追加コストを削減するなど、多くのメリットがあります。


まとめ

近所に知られずに不動産を手放すことは、適切な方法を選ぶことで十分可能です。

一般媒介による売却も、買取による直接取引も、それぞれにメリットとデメリットがありますので、自身の状況に最も合った方法を選択してください。

不動産売却は大きな決断です。信頼できる専門家と相談しながら、慎重に進めましょう。


不動産の売買でお困りの方は、売買の窓口までお気軽にご相談ください。