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住宅ローンが残っている物件を売却したい時に読む記事

売却

売却の流れ

2023.07.13

住宅ローンが残っている物件を売却したい時に読む記事

2023.07.13

住宅ローンが残っている物件を売却したい時に読む記事売買の窓口】

住宅ローンが残っている家を売却する際、手続きや注意点を知っておくことは重要です。

ローン残高の確認や査定、売却価格の決定など、多くの要素を考慮する必要があります。

今回の記事では、住宅ローンが残っている家を売却する際のスムーズな方法について解説します。

抵当権抹消や売却にかかる諸費用、売り先行などの重要なポイントを理解し、円滑な売却手続きを進めるためのヒントをご紹介します。



住宅ローンが残っている家を売却する際の手順

住宅ローンが残っている家を売却する際には、以下の手順を考慮することが重要です。


①ローン残高の確認

まず最初に、住宅ローンの残高を確認しましょう。

残っているローンの金額を知ることは、売却時の計画や手続きに影響を与えます。


②不動産の査定

次に、不動産会社や不動産鑑定士に依頼して、家の査定を行います。

市場価値を把握することは、売却価格の決定に役立ちます。


③売却価格の決定

ローン残高や査定結果を踏まえて、適切な売却価格を決定します。

十分な利益を得られるようにする一方で、競争力のある価格設定も重要です。


④ローンの償還計画

売却価格がローン残高を上回る場合、その差額で住宅ローンを完済できます。

ただし、売却時に完済できない場合は、別途ローン残高の返済計画を立てる必要があります。


⑤不動産会社の選択

売却を手助けしてくれる信頼できる不動産会社を選びます。

経験豊富な専門家に相談し、適切なアドバイスやサポートを受けることが重要です。


⑥売却契約の締結

不動産会社との間で売却契約を締結します。

契約には、売却価格や引渡しの日程などの詳細が含まれます。

また、ローン残高の償還方法も契約に盛り込むことが必要です。


⑦売却手続きの実施

 契約に基づき、売却手続きを進めます。

不動産会社がマーケティング活動や引渡し手続きを担当する場合もあります。

必要に応じて弁護士や司法書士とも協力しましょう。


⑧ローンの完済

売却代金が入金された後、住宅ローンの完済手続きを行います。



売却する際の住宅ローン3つの返済パターン

住宅ローンが残っている状況での返済パターンとして、以下の3つの方法が一般的に考えられます。


自己資金で残債返済する

最も一般的な方法の一つは、自己資金を使って住宅ローンの残債を完済することです。

これは、売却時に得られる売却代金や、他の貯蓄や投資からの資金を使って返済する方法です。

自己資金で完済する場合、追加のローンを組む必要はありません。 


住み替えローンを利用して残債返済する

もう一つの方法は、住み替えローンを利用して住宅ローンの残債を返済することです。

これは、現在の住宅を売却し、新たな住宅を購入する際に、その購入代金に現在の住宅ローンの残債を含める方法です。

つまり、新しい住宅ローンの中に既存のローン残債を含め、併せて返済することになります。


任意売却する

もし自己資金での完済や住み替えローンの利用が難しい場合、任意売却という方法が考えられます。

任意売却とは、ローン残債を完済できないために不動産を売却することで、残債の一部または全部を返済する方法です。

任意売却では、売却代金がローン残債を下回る場合、その差額(不足分)を返済する責任が残ることがあります。

また、任意売却による信用の悪影響や不動産市場の変動によるリスクも考慮する必要があります。 

これらの返済パターンは、個別の状況や目標によって異なる結果をもたらす場合があります。

返済方法を選択する際には、専門家や金融機関との相談を行い、自身の状況に最も適した方法を検討することが重要です。


住宅ローンが残っている家を売却する際の注意点

住宅ローンが残っている家を売却する際の注意点について、以下の要点を解説します。


抵当権抹消

住宅ローンを組んでいる場合、その不動産には抵当権が設定されています。

抵当権を抹消することは、売却手続きの重要な一部です。

抵当権抹消の手続きは、不動産会社や弁護士、または担当する金融機関を通じて行われます。

抵当権抹消手続きが完了するまでは、不動産の売却が正式に成立しないことに注意してください。


売却にかかる諸費用

住宅ローンを残したまま家を売却する場合、売却にはいくつかの諸費用がかかる可能性があります。

一般的な諸費用には、不動産仲介手数料、不動産登記手数料、印紙税、測量費用などが含まれます。

これらの費用は、売却代金から差し引かれることが一般的です。

事前に費用の詳細を確認し、予算を立てることが重要です。


売り先行

住宅ローンが残っている場合、新たな住宅を購入するためには売却が必要な場合があります。

このような場合、売り先行と呼ばれる手法を利用することができます。

売り先行では、現在の住宅を売却する前に新たな住宅を契約し、その契約を条件に現在の住宅を売却するという流れです。

売り先行を利用することで、住宅を確保しながら売却手続きを進めることができますが、財務面や契約の条件など、細かな事項について注意が必要です。 

これらの注意点は、住宅ローンが残っている状況での売却に関する一般的な要点です。

ただし、個別のケースによって異なる事情や手続きが発生する場合もありますので、専門家や関係機関に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。


まとめ

今回の記事では、住宅ローンが残っている家を売却する際のスムーズな方法について解説させていただきました。

住宅ローンが残っている家を売却する際には、抵当権抹消や売却にかかる諸費用、売り先行などの重要な要素を理解しておくことが不可欠です。

自己資金での完済や住み替えローンの利用、任意売却などの返済パターンを選択する際には、個別の状況に応じた計画を立てることが重要です。

スムーズな売却手続きを実現するために、この記事で解説したポイントを活用し、住宅ローンが残っている家をうまく売却できる手続きを踏んでください。

不動産会社や専門家との協力を得ながら、適切な売却価格の設定や手続きの進行を行いましょう。